個人レッスン〜ショーロ(鐘の響き)第1回

 ペルナンブコの「ショーロ(鐘の響き)」をコンサートで弾くことになってからの最初のレッスンがありました。いつものように、アルペジオ、スラー、スケールという基礎練習を約10分ほど行った後に、この曲の前半部分をゆっくりと弾く練習をしました。5年というブランクはありますが、コンサートで弾けるレベルまで一生懸命に練習した曲の場合、運指などを思い出すのにはあまり時間がかからないので、本当に助かります。下の楽譜はこの曲の前半部分です。以前弾いたのとの書き込みがされているので、それも大いに参考になります。



 この曲は、二長調で4分の2拍子。曲の構成は繰り返しなどを除くと、A−B−Aという創りになっていて、以前にも書いた通り、非常に明るくて軽快な曲です。ただ、最初のうちはゆっくりと弾いてみて、左手だけではなく右手の指使いについても、弾くたびに変わらないようにしっかりと覚え込ませることが大切だとY先生に指導されました。特に、弦がまたがるような4段目や最下段のスケールについては、二度指になり易いので、注意が必要だということです。

 何とかがんばって、年内にはある程度の形にしようと思っています。